うちの夫の観察日記

糖尿病、高血圧、腎臓病、脳梗塞、高次脳機能障害、胆石などでボロボロな夫を生ぬるく見守る妻による観察日記

ウチ夫はお味噌汁をこぼす

ウチ夫の左手には、診断はついていないが、運動障害のようなものがある。
 
普段は特になんともないが、コップやお椀を持つと、手首から先の部分がブルブルと揺れて、中身をこぼしてしまう。
 
脳梗塞後すぐの頃は、つい今まで通りに左手で持ってしまって、ウチ夫も含め家族全員で「ああぁっ!!」「お父さんこぼれてる!」「あ、熱っ」「拭くもの!拭くもの!」と、慌てたものだ。
 

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イライラしたり、体調が悪いときは、肘から先の部分がグラグラと揺れるので、液体が入ったコップやお碗を持つと中身をこぼすのはもちろん、丼に入れたご飯でさえ、右手に持った箸で捕まえるのが大変で、まるで二人羽織のコントを見ているようだった。
 
そのたびに、「お味噌汁は右手で持つ」「コップも右手で持つ」「入れるのは6分目まで」「ご飯は置いたまま食べていい」などのルールを作ったが、決めたその場で理解しても、次の日にはすっかり忘れているのが記憶障害(高次脳機能障害)のやっかいなところだ。
 
「体が覚えている」「目を瞑っていてもできる」というくらいになるまで、やり続けなければ覚えられないので、3歳の子に教えるように繰り返し何度も何度も同じことを説明した。
 
今ではすっかり慣れたので、こぼさないように右手で持って飲むことができる。

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