うちの夫の観察日記

糖尿病、高血圧、腎臓病、脳梗塞、高次脳機能障害、胆石などでボロボロな夫を生ぬるく見守る妻による観察日記

ウチ夫はささやき声で話す

脳梗塞で倒れて入院したウチ夫は、退院後はささやくように話した。

 

ろれつが回らなくて、ちゃんとした発音ができないうえに、出てくる言葉はウチ夫が思っているものと違っていることがあって、その声さえも聞き取れないのだからわけがわからない。

 

ウチ夫に耳を寄せ、3回・5回と聞き返し、少しずつウチ夫の言葉を繋ぎ合わせて、ようやくひとつの会話ができていた。

 

今となれば、喉の麻痺で発声が難しかったこと、顔の麻痺で口がうまく動かせなかったこと、高次脳機能障害で言葉が引き出せなかったことがわかるのだが、その時は理由がわからず、かなりスパルタで声を出すことを教え込んだ。

 

今では(体調が良い時に限られるが)、ウチ夫は日常会話に困らない程度に、声を出して話すことができる。場の空気が読めないせいで時々周りの人を凍りつかせてしまうことはあるが、そこはこれからの課題なのだ。

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